かごしまの魅力
「かごしま」ってどこにあるの?
鹿児島県は、日本本土の西南部に位置し、総面積は約9,187平方キロメートルで全国第10位、
2,643キロメートルの長い海岸線を持ち、太平洋と東シナ海に囲まれた南北約600キロメートルにわたる広大な県土を有しています。
本県総面積の約28%は、種子島、屋久島、奄美群島などの離島で、28の有人離島があります。
鹿児島県の一番南は「与論島」で、沖縄のすぐ上に位置しています。
「かごしま」って暖かいの?
年間の平均気温は全国2位の19.4℃と高く、暮らしやすい温暖な気候です。ただし、鹿児島県は南北約600kmと広範囲におよんでいるので、気候も他の県に比べ複雑で多岐にわたっています。
「かごしま」の魅力って?
気軽に温泉が楽しめる!
鹿児島県内の主な温泉地はおよそ100箇所。温泉源線数は約2,755本で、大分に次いで全国で2番。あまり知られていませんが、実は日本屈指の温泉県です。 ほとんどの銭湯が天然の温泉を利用しているので、ぶらりと銭湯に立ち寄って疲れを癒やしています。(県民の多くの方は、車にお風呂道具を積んでいます。←鹿児島のあるあるです。)
おいしい食材がたくさん!
さつまいも、さつまあげ、地鶏の刺身、キビナゴ、カツオ、かるかん、白熊…あげていくときりがありませんが、なんといっても、かごしまの「黒素材」。
かごしま黒豚、鹿児島黒牛、黒さつま鶏、クロマグロ、黒酢、黒糖など、鹿児島には「本物。」の素材が溢れています。
そして、ご存じの方も多いかもしれませんが、鹿児島の醤油は甘い。最初はびっくりするかもしれませんが、慣れると甘い醤油もおいしいですよ。
安心・安全!
医療機関が多くて安心!
一般病院数14.9件(人口10万人当たり・令和元年10月)で全国2位。
「かごしま」の方言って?
かごしまの方言は難解だといわれていますが、現在は「カライモ標準語」を話す方が多く、昔の言葉を話す方が少なくなってきています。
年配の方や地方では古い鹿児島の方言を話す方が多いので、移住した後に困らないように、また鹿児島県が誇る文化の一つである方言を知っていただくために、かごしま弁や現在かごしまで使われている独特な方言をいくつかご紹介します。
- 「だからよ」
Aさん「今日も天気がいいね」Bさん「だからよ」のように、相手の言ったことに同意するときに使います。標準語では、「そうだね」と同じような意味です。
- 「だよ、だよ」「です、です」
鹿児島の人はなぜか2回いいます。「だよ、だよ」は、「そうだよ」。「です、です」は、「そうです」といった意味です。
- 「~け?」
「どうするのけ?」は、「どうしたらいいですか?」。「これ覚えられるけ?」は、「これ覚えられるかな?」のように、疑問のときに使われています。
- 「わっぜ」
標準語では、「とても」といった意味です。「わっぜ疲れた」は、「とても(すごい)疲れた」。「わっぜぇ~、大きか」は、「とっても大きい」といった意味です。
- 「てげてげ」
標準語では、「適当」といった意味です。「適当でいいよ」は、「てげてげで、よかが」のように使われています。
- 「なおす」
「このファイル、なおしといて」と言われたら、「ファイルを修理する」とかを想像するでしょうが、鹿児島では「片付ける」を意味します。
このように多くの方言がまだまだ残っておりますので、地元の方とお話して、徐々に覚えていってください。
桜島は大丈夫?
火山灰って、どこに降るか事前に分かるの?
火山灰は風向きによって降る地域が決まるので、毎日、テレビの天気予報などの降灰予報をチェックして、自分の住んでいる地域への降灰を予測しています。最近では、降灰の情報をメールで配信してくれるサービスもあります。
※桜島上空の風の影響で、夏場は薩摩半島側に、冬場は大隅半島側に降ることが多くなります。
降灰に備えて準備することは?
降灰の予報の内容によって、洗濯物を屋外に干すか、車をいつ洗うかなど決めています。降灰がひどい時には、傘、マスクなどがあると便利です。
灰が降ってきたらどうしたらいい?
火山灰が目に入った際には、こすらず水で洗い流しましょう。コンタクトレンズの人は目に入ると痛いので注意してください。花粉症用の眼鏡などがあると目に入りづらいです。
火山灰で服が汚れるのが気になる場合は、降り終わるまで屋根のあるところでやり過ごしましょう。通常は10分程度で降り終わります。ただ、道路に降り積もった火山灰が舞い上がります。
降った後の灰はどうなるの?
降灰量の多い一部自治体では、道路などは、路面清掃車(ロードスイーパー)などが処理してくれますが、宅地内は自分たちで清掃します。降灰袋(克灰袋)という黄色い袋に入れて、指定された場所にゴミと同じように出しています。
情報満載!桜島観光ポータルサイト「みんなの桜島」
桜島の火山活動をはじめ、観光情報を紹介しているポータルサイトです。「噴火は日常」といわれる桜島ですが、近隣に暮らしていない人にとって心配なのは当然のこと。桜島のことを事前に知って、ぜひ一度訪れてみてください。予想以上に安心で、とても魅力的な場所であることが分かるはずです。