さつま町　是枝商店　是枝樹さん

鹿児島県に移住した経緯（きっかけ）を教えてください

「出身のさつま町にUターンしました。専門学校卒業後に上京し、飲食業に約10年携わっていましたが、コロナ禍により状況が一変。家業を継いで、町の味として愛されているいちごまんじゅうの伝統を守りたいという思いもあり、決断しました」

「何もないところで大丈夫かな？という思いはありましたが、小中学校時代の友達がいるので楽しく過ごせています。自然が豊かで、買い物など便利な町だと感じています」

「アーケードがなくなり、区画整理が進んですっきりしたな、という印象を受けました。車移動の生活でやや運動不足になり、食べ物のおいしさもあって、体型に表れるなと実感しているところ。30代、40代が中心となって町を盛り上げようと頑張っています。その団結力、情熱がまちの魅力だと感じます」

「地域の行事に顔を出したり、町役場や商工会に挨拶に行きます。地域の年配の人と積極的に話をしています」

「仲間との思い出が詰まった帝釈天ていしゃくてん公園こうえん。ここから町を一望できる場所です。ここで友達と、自分は将来何になる！と言い合ったりしていましたね。最近は、近年、美しく整備された川内川沿いを散歩して、リフレッシュしています」

「家業の是枝商店でいちごまんじゅうを作っています。今後の目標は、いちごまんじゅうを作り続けること。地域のおじいちゃん・おばあちゃんから小さな子どもたちまで、美味しいと食べてくれる。そんな伝統の味を守り、後世へとつなぎたいですね。店舗や作業場のリフォームもしたいと考えています」

「まずは気軽に遊びに来て、食べに来て。受け入れ体制も整いつつあるので、相談してみては。地元の人たちに触れて、気に入ったら住んでみる、くらいの気持ちでも良いのではと思います」