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2023.03.24 鹿児島移住ネット編集部

【阿久根市編】43市町村どこにしよかな? かごしま移住旅日記

  • #かごしま移住旅日記

鹿児島県に移住検討中のサクラさんが、県内のどこに住もうかな?と43市町村をリサーチ。まちの魅力や基本情報から、交通手段、学校、医療機関、買い物環境、移住支援策までを調べた移住検討レポートです。

サクラさん……夫婦と5歳の子の3人暮らし。実在の人物かどうかはヒミツ!

ぼんたん湯

阿久根市の基本データ

阿久根市ってどんなとこ?

「アクネ うまいネ 自然だネ」のキャッチコピーを掲げ、豊かな自然に育まれた食資源でまちの魅力を発信している阿久根市。まちづくりの主役は「ひと」という考えのもと、地域資源を生かした産業振興、観光や交流の推進を図っているまちです。 「うに丼祭り」「伊勢えび祭り」といった県内外からファンが集まる食イベントの他、伝統行事や季節の祭りも盛ん。九州の大動脈である国道3号が市内を貫き、道路沿いに生活必需施設が多い特徴もあります。 海から山まで住環境が多彩で就学支援も充実。こどもも大人も自分らしく暮らせる魅力を秘めています。

面積

134,29㎢(鹿児島県24位)

人口

1万9,135人(2022年4月、鹿児島県18位)

温泉源泉数

1本

ココに注目!

野生の鹿が生息する無人島(阿久根大島)でキャンプができる

隣接の市町村

出水市、長島町、薩摩川内市

阿久根市の交通手段は?

車が主な交通手段

基本的に自家用車での移動が基本です。路線バスは国道3号、県道345号が主要ルートなので、市街地内や主要スポットへの移動には便利かもしれません。また、予約型タクシー(利用地域や利用年齢に一部制限あり)も利用できます。

肥薩おれんじ鉄道・阿久根駅

鹿児島県最西端の駅でもある阿久根駅は、新幹線停車駅のJR川内駅、JR出水駅と直結。上下線とも1時間に1本程度を運行しています。

阿久根市の学校は?

地域や人とのつながりを大事に!

児童数に対して学校数が多く、9校中8校が小規模校(1校が休校中)。特認生徒も多く、地域特性や環境、多様性を大切にした教育を実践している印象です。  公立中学校は市街地、山間部、海沿いと立地環境の異なる3校が点在しています。

「3年A組」ブランドが人気の鶴翔高校

阿久根市には県立鶴翔高校があります。平成17(2005)年に阿久根高校・阿久根農業高校・長島高校の3校が再編成されて誕生した高校で、総合、農業科、食品技術の3学科があり、専門的な知識・技術を学べるのが特徴。 高校生が手がけた加工品「3年A組」ブランドは有名で、定番の豚味噌やイワシ味噌、あじ味噌のほか、ジャムやマーマレード、ジュースなどが人気です。

運動会に伝統イベントあり!

市内小学校の運動会では、50歳になる卒業生が市内外から集結し、健脚を競う「華の50歳組」という種目があります。約70年前から続いている、母校や地域との絆を感じさせる全国的にも珍しい行事です。

阿久根市の医療機関は?

総合病院はあるけれど産科は近隣市へ

総合病院や多くの介護・福祉施設のほか、個人病院の小児科、歯科医院も複数あります。産科を受診できる医療機関がないので、近隣市の医療機関を利用する場合がほとんど。出産を考えている人は、事前の下調べが肝心です。

阿久根市の買い物環境は?

24時間営業の大型スーパーあり!

店舗数は少ないものの、商店街や小規模スーパーがあり、日常的な買い物に困ることはありません。阿久根市に本社を構える24時間営業の大型スーパーは、その規模や品ぞろえの豊富さから県内でも有名。日用品から自動車まで買えます!

阿久根市の金融機関・郵便局は?

地銀、信用金庫、JAバンクは市街地に集中

鹿児島銀行、南日本銀行、鹿児島信用金庫、鹿児島相互信用金庫、鹿児島いずみ農業協同組合、郵便局7ヵ所があります。コンビニはファミリーマートが多いため、連携している鹿児島銀行ATMが充実。

阿久根大島

阿久根市の魅力はココ!

南北約40kmの海岸線が描く風景

近いところでは、市街地から車で5分走れば海に到着! 東シナ海に面した長い海岸線を持ち、静かな入江から奇岩や岩礁が乱立する海岸まで多彩な景色を堪能できます。特に、海へと太陽が沈む時間帯は幻想的な雰囲気に。レジャーやアクティビティーはもちろん、日常にある贅沢な眺めで気分転換ができるのも魅力的です。

山海の幸がたっぷり!

黒潮がもたらす新鮮な海産物、温暖な気候がもたらす四季折々の農産物など、豊富な食材に恵まれています。旬の時期に催される「うに丼祭り」や「伊勢えび祭り」は大人気。食のまちとして多方面に発信を続けています。

多目的に楽しめる阿久根駅

阿久根駅は“まちの迎賓館”、“まちの公民館”としての役割も持ち、図書コーナーやキッズコーナー、地元グルメを楽しめるショップや食堂も併設。様々な交流を生む空間として親しまれています。駅舎をデザインしたのは、JR九州の観光列車のデザインを担当したことでも知られる水戸岡鋭治さんです。

マリンレジャーが大満喫できる無人島も!

阿久根市には夏のレジャースポットとして県内でも有名な阿久根大島があります。阿久根新港渡船場から船で約10分。透明度の高い美しい海に囲まれた周囲約4kmの無人島で、キャンプ場やバンガローなどもあり、野生のシカも見られます。「日本の快水浴場百選」や「日本名松100選」にも選ばれています。

阿久根市の魅力まとめ

恵み豊かな海と山が身近にある阿久根市。海好きも山好きも納得のライフスタイルを実践できそうです。バラエティーに富んだ地元グルメが多く、「食」に関するイベントや季節のお祭りが目白押し。児童数は少なくなっているようですが、環境を活かした丁寧な教育が望めるのではないでしょうか。妊娠期から子育て期まで、途切れのないサポートを受けられる点も注目です。子供も大人も楽しめるレジャーパーク、海水浴場、温泉施設などがあり、余暇の充実を図れます。

阿久根市の移住支援策・注目TOP3

子育て世帯移住支援補助金

阿久根市に移住する子育て世帯に対して、移転に係る費用への支援等を目的として補助金が交付されます。3年以上居住の意思がある、18歳未満の子ども(妊娠中も含む)がいる世帯が対象。補助金額10万円と併せて、18歳未満の子ども(妊娠中も含む)1人につき、2万円相当の商品券がプラスされます。

>阿久根市子育て世帯移住支援補助金

子育て支援カフェ

妊婦や母親のために、親子が気軽に利用できる子育て支援カフェが開設されています。赤ちゃんの・身長・体重測定や妊娠・出産・子育てに関する相談が可能。また助産師による相談では母乳のことや妊娠中・産後の母の体のこと、赤ちゃんのことなども相談できます。開催日は毎月第2火曜日。

>子育て支援カフェ

農業次世代人材投資事業(経営開始型)

原則45歳未満で、専業として農業経営者となることに強い意欲を持つ方に対し、年間最大150万円の資金が交付されます。交付期間終了後、交付期間以上の営農を継続することが給付対象の要件です。

>農業次世代人材投資事業(経営開始型)すぐ農業を始めたい45歳未満のかた

牛ノ浜景勝地

【阿久根市編】

豊かな食と自然を楽しむ暮らし。 子育て支援も大いに活用したい

豊富な海産物・農産物・加工品などを発信している阿久根市。おいしい食材には事欠かないので、食いしん坊さんにもピッタリなエリアです。ウミガメが上陸するほどの美しい海がすぐ近くにあり、海水浴場や釣り、キャンプなどの楽しみも満載。市外からの移住者(40歳以下)が地元企業に就職した場合は家賃補助があったり、子育て支援コンシェルジュをはじめとするシームレスな子育て支援があったり。伸び伸びと暮らせる環境が整備されていると感じました。買い物では、24時間営業の大型スーパーが便利です。品揃えが豊富なので掘り出し物を見つけるのも楽しいかもしれません。

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