錦江町 地域おこし協力隊 伊藤 愛さん
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福重智寛さんは、高校まで湧水町で暮らし、その後約10年間東京のイタリアンレストランのキッチンスタッフとして勤務していましたが、2017年6月に湧水町地域おこし協力隊として、湧水町にUターン。
「養鶏は帰郷してすぐに始めました。試行錯誤の日々ですが子供の頃には気がつかなかった『土に触れる暮らし』の楽しさを実感しています。」
いつかは地元に帰りたいという思いがある中で、地域おこし協力隊の採用がきっかけで帰郷を決意した智寛さん。
「地域おこし協力隊という仕事の中で、地元の方と関りながら湧水町の魅力を再発見している毎日です。地域の方や、地元の先輩たちがいつもあたたかく応援してくれるので、今私がここで頑張れるのだと思います」
東京都出身のひとみさんとは東京で知り合い、田舎で暮らした事の無いひとみさんにとって鹿児島への旅行はとても刺激あるものだったそうです。
「湧水町に着いたとたん、空気が全然違ったんです。山々が美しくて、湧き水が豊かで、地元のお米やお野菜が何を食べてもとびきり美味しい。一度目の来鹿でここで暮らしたいと思いました。」
家族を説得し、智寛さんの2か月後に湧水町に移住。移住してからの毎日は、予想外に大変だった事があったのだとか。
「鹿児島弁を聞き取れるようになるのに約3か月かかりました(笑)方言の事は考えていなかったので最初は勉強の日々でした。」
今は地域おこし協力隊として移住・定住相談窓口を開設し、自身の移住体験をもとに湧水町への移住をサポートする仕事に従事されています。
地域おこし協力隊としての業務のかたわら、自然養鶏にも取り組み、2018年6月から『お多福たまご』として卵の販売をスタート。
「湧水町は町名のとおり、湧き水が美しい場所です。卵の約75%は水分なので、私たちはその美しい湧き水を鶏に与えています。また、地元の有機農家さんが大切に育てた有機の米ヌカや野菜・穀物を餌の原料にしているので、地域循環型で、環境保全にも努めています。地域資源と、地域の方々の支えがあっての自然養鶏。全国に『お多福たまご』をお届けする事で、一人でも多くの人に湧水町を知って頂きたいです。」と、二人は湧水町で奮闘しています。
オールジャパン、オールナチュラルをテーマに、湧水町の美しい湧き水を与え、餌の原料はすべて国産。有機JAS認証取得か、栽培期間中農薬・化学肥料不使用の野菜・穀物と九州各県沖天然魚を厳選して与え放し飼いで育てています。
TEL:080-1727-6113
HP:https://munouyaku.shop/
「福重智寛(ふくしげともひろ)」(31歳)
東京から湧水町にUターン(2017年6月)元イタリアンシェフ湧水町出身。高校卒業後東京で約10年間イタリアンレストランのキッチンスタッフとして勤務。故郷に恩返しをしたいという思いから、2017年6月に地域おこし協力隊としてUターン。現在は湧水町の情報発信と、特産品の開発に取り組む。
「福重ひとみ(ふくしげひとみ)」(28歳)
東京から湧水町にIターン(2017年8月)元グラフィックデザイナー 東京都出身。東京のデザイン事務所にグラフィックデザイナーとして勤務後、印刷会社で営業事務を経て、湧水町での田舎暮らしに魅力を感じ、2017年8月に地域おこし協力隊として湧水町にIターン。現在は移住定住支援、空家対策のミッションに取り組む。