山梨からいちき串木野市にIターン(小林史和さん)
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いちき串木野市
住所 | 鹿児島県日置市東市来町 |
移住した年月 | 2005年6月 |
移住前の住所 | 茨城県つくば市 |
家族構成 | 妻 |
仕事 | 富田農園 ※体験ツアーなどもやっています |
青年海外協力隊を目指して、熱帯農学が学べる大学に入った。念願かなって、24歳から5年間ほど野菜栽培の指導や大学院の農学研究などでアフリカのマラウイ共和国に携った。何も無い大地を耕し、作物を栽培するマラウイ共和国の農家に憧れた。
帰国後は腕試しをしようと思い、暖かい地方での営農を心に決めた。営農した時には産直を出荷ベースにしようと考えていた為、納得のできる産直があること、また、空き家と農地の紹介があること、この2つの条件を求めて放浪した。見つけた場所は、釣り場が近く、さらに温泉郷が近い日置市東市来町だった。
挑戦してみようと即決し、移住に踏み切った。
頭に描き続けてきた農業を思いっきりできることが何よりも移住して良かったことです。
海、川、温泉と生きることを楽しめる環境が盛りだくさんで、集落生活や農業を含めて勉強することだらけ。実力を養わなければ魚も野菜も収入も確保できない。
一方で、挑戦ならいくらでもできる環境。生きることが楽しいです。
地域では高齢化過疎化が進行しています。雇用先が少ない為に起こっている問題でもあります。
したがって、収入源の確保が最も難しい問題です。農業者を目指す場合、そのことを踏まえて、農業の他に専門的な技術を持っているか、それでも農業をやる!という強い意志が必要だと思います。
そのためには、常に前向きな挑戦意識をもちながら行動を起こすことが大切ではないかと思います。