奄美とシゴトでつながろう! 奄美大島への移住や多地域居住検討者向け複業マッチングサービス「リトリモ」始動
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元々すごく海が好きで、沖縄や東京の島を中心に日本のいろんな海を巡っていました。その中で奄美大島と加計呂麻島にすごくはまってしまって、それで10年ぐらい観光客として通っていたというのが奄美大島とのご縁のきっかけです。
そこから住んでみたいな、暮らしてみたいなというのはずっとありましたが、仕事もあって、なかなか移住までは具体的には考えられていませんでした。しかし、パートナーがこっちに転職が決まったり、仕事がほとんどリモートワークで可能になったりと、タイミングが重なり、完全な移住ではなく2拠点生活という形で移住を決めました。
そこまでの不安はありませんでした。2拠点生活という安心感があることと、10年通っていたので、その間に知り合いも増えてきて、移住後のちょっとした質問とかに答えてくれる人が身近にいたっていうのが大きかったかなと思います。
最初は泊まっている宿のオーナーさんだったり、観光アクティビティで知り合った方や、お店の方がメインで、奄美に通ってコミュニケーションを重ねるうちに、じわじわと話せる人が増えていったという感じですね。
ずっと奄美大島の瀬戸内町にある「加計呂麻島」に通っていたので、現在わたしが運営している「ライフ&ワークスペース Living AMAMI」のある「奄美市名瀬」はほとんど来たことがなくて、通り過ぎてしまっているエリアだったんです。なので、実際に住んでみたらすごい都会だというとに驚きました。
今は名瀬と加計呂麻島の奄美内2拠点生活をしています。鎌倉も合わせれば3拠点ですね(笑)
私たちが移住したタイミングはちょうどコロナ禍だったので、飲食店へ飲みに行くとかできる状況じゃなかったし、仕事も家にこもってリモートワークをしていたので、地域との関係性づくりのスタートはスローだったかなと思います。
ただ、住んでいる地域が鹿児島第2の繁華街である屋仁川(やにがわ)という場所なので、飲食店も多く、ちょっとずつ知り合いが増えていき、移住して3年ぐらいかけてゆっくりと飲み友達や顔見知りが増えていった、というのが名瀬での人脈の広げ方ですね。
加計呂麻島は元々通っていたので、その中で知り合いも増えていたし、ヨット仲間のつながりでも知り合いが増えていきました。偶然なんですけど、私達が今住んでいる集落の中にもヨットに乗る人がいたので、自分たちの好きなことや、興味関心があることを広げていった先で、割と自然に友達が増えていった感じなので、地域に溶け込むことを頑張って注力したということはないですね。
でも、集落作業で草刈りをする日があるのですが、そういう行事にはコミュニケーションも兼ねて参加しています。
「大島海峡」です!
奄美大島と加計呂麻島に挟まれた海峡なんですが、リアス式海岸と200種ともいわれるサンゴの生息する海中景観が有名なんです。そこの景色に魅せられて、観光で奄美に来ていた時も南側の方によく通っていました。あそこの景色はホントに好きです。
あと、よく行く加計呂麻島の「スリ浜」の景色も好きです。船に乗っているときに見る海側からの景色も、浜から見る海の景色もどっちも大好きです!
現在、「ライフ&ワークスペース Living AMAMI」というスペースを運営しているのですが、奄美大島ではやはりまだコワーキングを利用するような働き方をしている方は少ないですね。屋号に「ライフ」という言葉を入れたのですが、学生やママさんなど、仕事以外の使い方をする方々にも、もっと広く活用して欲しいという思いも込めて運営しています。
キッチンがあるのも特徴のひとつで、シェアキッチンとしてお料理が得意な方が腕試しでお店をやってみたり、私たちの企画として島外のシェフを呼んできて、「奄美の人たちが普段食べている島の食材は、実は外から見るとこんなに魅力的に見えるんですよ」といったプレゼンっぽい食事会などをしたりしています。
最近では地元のクラフトが得意な方に、ドライフラワーを使ったワークショップをしてもらったり、レストランのシェフの方に「特別な機材がなくても作れるソーセージ」のワークショップをしていただいたりしました。
そんな感じにここを起点に同じ興味でつながってコミュニティが出来上がっていったり、更にはビジネスにつながって経済的にも何かしら島に寄与できるような場所になっていったりしたらいいな、という想いでこの場所にいるというのがひとつあります。
これからやっていきたいこととしては、せっかく私たちが移住者なので、島に移住してくる人たちに対して何か協力できることはないかなと模索しています。
実際に奄美大島を拠点のひとつとして関わりを持ちながら、2拠点、多拠点生活をしたいという声はとても多いです。ただ、職業的なハードルもあったりするので簡単にはいかないとは思うのですが、不可能はないと思っています。島の人たちは人手不足で困っている現状もあるので、オンラインなどで「奄美大島と関わりを持ちたい人」と「島の困りごと」の手と手をつなぐお手伝いはできないかなと、今考えているところです。
外と中をつなげるというミッションは当初から持っていたので、そういったお手伝いがしていけるようになるといいな、と思っています。
私の経験ですが、できれば移住する前に移住候補地を何回も訪れた方がいいと思います。そこで知り合いや、相談できる人を増やしておくことをおすすめします。しかも、満遍なく意見をくれるタイプの知り合いを増やしていくのがいいですね。
もちろんLiving AMAMIに来ていただければ相談にも乗りますし、気の合いそうな方をご紹介します!
そのため、「なるべくたくさん訪れる」ということは絶対やった方がいいです!
わたしも奄美大島でお待ちしています!